USBケーブルのTPL-2000Uをご試聴された海外のお客様の感想をご紹介します。
▼ マレーシア S様 ▼
最近、Begins Acoustic Sdn BhdがKLで日本のTiGLONを紹介しました。このブランドは様々なケーブル、ラック、ターンテーブルマットなどを取り扱っています。日本製であることから、期待できるのはその品質です。このUSBケーブルを例にとっても、見た目はかなりシンプルですが、実際にケーブルを手に取ると、その外装がどれほど洗練されているかがわかります。多くのいわゆる高級ケーブルは非常に重いので、私はこのケーブルの軽く取り回しが良いところを気に入っています。
私自身は、このケーブルをDACとInnous Pulseの間に接続して使用しています。Hi-Resストリーミングや512DSDまでのローカル再生に十分対応しています。自宅でのリスニングでは、ハードディスクにリッピングしたCDのWAVファイルや一部のDSDを直接再生しています。Tidalの試用版は終了してしまったので、それは試せていません。最初に聴いた曲は、映画「プリンス・オブ・エジプト」から「When You Believe」。このバージョンはマライア・キャリーとホイットニー・ヒューストンが歌っています。2人の有名な女性歌手によるこのバージョンは、特に高音域でボーカルが少し忙しくなることがありますが、Tiglonケーブルでは分離がはっきりとしています。高音域は完璧に再現されています。曲の冒頭から静かな部分まで、ボーカルが美しく引き立っています。
少し変わったコンサート音楽「Two Steps from Hell」の「Skyworld」を紹介します。このグループは映画の背景音楽で有名になりました。音楽は電子音楽と伝統的なオーケストラが混ざり合ったもので、通常の音楽とは少し異なります。特に「Skyworld」では、オーケストラが強く響く中で、背景の音楽をはっきりと聴くのは難しいですが、このUSBケーブルの穏やかな特性が、音楽を落ち着いたコントロールで再現してくれます。さらに、背景音楽がしっかりと表現されています。穏やかなケーブルにはその利点があると感じました。
全体的に、このケーブルはしっかりとした作りをしていると思います。音質面でも、多くの人が異なるジャンルの音楽を聴くため、様々な音楽ジャンルに適しているのは良い点です。ほとんどのオーディオセットアップにマッチしやすいでしょう。非常にバランスが取れています。USBケーブルを探している人には、TPL-2000Uは良い選択肢だと思います。