昨日5月13日、東京都町田市にあるマグネシウム工場で火災事故がありました。
一部の報道でマグネシウムについて誤解を受ける表現がありましたので、マグネシウム製品の安全性についてご説明いたします。
まずマグネシウムは「燃えやすい」「危険」という先入観があると思いますが、あくまでも燃えやすく危険なマグネシウムは粉塵状のもので、消防法では2mmのふるいに通る物を危険物と定められております。
今回火災の起きた工場はマグネシウムの研磨を行っている工場で危険物を扱う工場と聞いております。
詳細はまだ確認が出来ていないのですが、マグネシウムの研磨処理を行って出来た粉塵の処理に問題があったのではないかと思います。
弊社の扱うマグネシウム製品は粉塵状の物は無く、固形物になりますので一切安全性に問題はありません。
マグネシウムは現在パソコンや携帯電話の筺体を始め、自動車の部品にも使用されており特性や性質を十分理解し使用する分には安全に加工や生産をする事が出来る金属です。
弊社はマグネシウムの特性を活かした音響製品の開発をしているという事で、平成23年に日本マグネシウム協会より奨励賞を受賞しております。
今後も社員一同、先進的で安全な製品作りを行っていきます。
ティグロン株式会社
代表取締役 沖野賢太郎